にわかがVRChatを始めてバーチャル世界を楽しみたいぞ

VRChatを中心に、Meta Quest2やVroid、Blender、Unityの操作方法をまとめていく。

メタバース初心者が VRChat をまず学ぶ

メタバース初心者がVRChatをまず学ぶ

 

なんとなく聞いたことのある「メタバース」。なんとなく聞いたことのある「VRChat」。

そんな造詣の浅いにわかが「VRChat」を体験、利用していくために「VRChatとはなんなのか」をまず学ぶ。

 

メタバースとは?VRchatとは?

まずは自身の「なんとなく」を整理するため、メタバースとVRChatについて解説していきたいと思います。

メタバースとは?

メタバースとは、現実世界とは異なる仮想の世界や空間のことです。

メタバースはコンピューターグラフィックス(CG)やバーチャルリアリティVR)、拡張現実(AR)などの技術を使用して構築されており、ユーザーがデジタル環境で対話したり活動することができます。

メタバースは現実世界の拡張として捉えられ、インターネットを通じて接続された仮想的な空間や体験を楽しむことができるのです。

VRChatとは?

VRChat(ブイアールチャット)とは、インターネットを通じたオンラインの仮想世界プラットフォームです。

ユーザーはカスタムアバターやワールドを作り、VRChatで他のプレイヤーと対話したり交流したりすることができます。

VRChatの「デスクトップモード」と「VRモード」

筆者は当初、VRChatは名前の通りVRヘッドセットがないと利用ができないものだと思い込んでいました。

しかし調べてみると、「デスクトップモード」という、VRヘッドセットがなくてもPCがあれば遊べるというのです。

本項では「デスクトップモード」と「VRモード」を整理していきます。

デスクトップモード

  • PCスペックが低くてもVRChatを体験できる
  • 手軽にVRChatの世界に触れられる
  • VRモードと比較すると没入感が薄れる

VRモード

  • 高スペックPCが要求される
  • 費用がかかるため敷居が高い
  • 仮想空間の世界を全身で楽しめる

VRヘッドセットなしでも遊べる「デスクトップモード」は高スペックPCを必要としないため、気軽に楽しめることが出来るのではないでしょうか。

VRchatの魅力と注意点

これまでVRChatのポジティブな部分を紹介してきましたが、色々調べて学んでいくといわゆる「悪い情報」があるのも事実だと思いました。

現時点で感じた、VRChatの魅力や注意点の情報を集め、これからに備えていきましょう。

VRChatの魅力

自由に自身を表現出来るVRChatアバター

VRChatではプレイヤーが自分のアバターやワールドを自由に作成・カスタマイズできます。

筆者は、どうしても現実世界では表現しきれないアイデンティティというものはあると思っています。

VRChatは、なりたい自分や、現実世界とは異なる姿やスタイルで自己表現し、VRChat空間を探索できるのです。

VRChatアバター、ワールドの作成

なりたい自分が見つからないから作ってしまえば良い!

VRChatでは、アバターやワールドを作成し、VRChat内で共有することが出来ます。

これにより、様々なアイデアやクリエイティブなデザインが集まり、多様なコンテンツがVRChat上で楽しめます。

VRChatアバター、ワールドの体験

VRChatでは、現実世界では決して体験することの出来ないワールドを楽しむことができます。

夜空の美しい駅のホームや花びらの舞う一面の花畑。そんな様々なワールドを訪れ、他のプレイヤーと交流することができるところも魅力的です。

これにより、仮想空間で様々なアートや作品に触れることができ、クリエイター側は自身のアバターやワールドをユーザーに披露することができるのです。

世界中のプレイヤーとのコミュニケーション

VRChatでは、ユーザーはマイクやジェスチャーを使ってリアルタイムで対話したり活動することができます。

さらに、VRChatは世界中のプレイヤーが参加しており、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々との交流が可能です。

言語の壁を越えて友達を作り、多様な視点から文化やバックグラウンドを学ぶことができるのではないでしょうか。

VRChatのイベントとアクティビティ

VRChatでは様々なイベントやアクティビティが開催されています。

雑談をしたりワールドツアーをしたり、皆でストレッチ運動をするイベントなどもありました。

ユーザーはこれらのイベントやアクティビティに参加し、活動の輪を広げることができるのです。

移動することなくワールドを楽しめる

「温泉に行こう」「浴衣を着て花火を見に行こう」……出かけるにはまず家のドアを開けるところから始めなければなりません。

ましてや移動するには困難な状況、状態である方もいると思います。

しかしVRChatならば、家の中で様々な世界を楽しむことができるのです。

これらにより、VRChatは広い層のユーザーが参加しやすくなっているのではないでしょうか。

VRChatの注意点

VRChatは多くの魅力を持っていますが、一部のユーザーにとっては以下のようなデメリットも存在します。

不適切な行動や言動

VRChatに限りませんが、ネットワークを通じたソーシャル空間というのは匿名性が高いため、一部のプレイヤーが不適切な行動や言動をとることがあります。

ハラスメントや差別的な発言が含まれ、それがプレイヤーに怖い思いや不快な気持ちにさせることがあると思います。

VRChatにはミュート、ブロック機能があるため自衛していくことが、楽しいVR生活を過ごすための一つの知恵でしょう。

セキュリティ上の懸念

オンラインプラットフォームには付き物ではありますが、VRChatは一部のユーザーがセキュリティ上の懸念を抱くことがあります。

また、VRChatは匿名性の高い空間のため、悪意のあるユーザーが悪質なものを利用する可能性もあったのでしょう。

しかし今現在は、VRChatが大々的なセキュリティアップデートを実施したと発表があります。

PCリソースの使用量と最適化の課題

VRChatは高度な3Dグラフィックスやリアルタイムでのコミュニケーションを提供していますが、これにはある程度のPCスペックが必要です。

一部のアバターやワールドは高いパフォーマンスを要求するため、低スペックのPCやインターネット接続の速度が制限されている場合、快適なプレイが難しいことがあるようです。

快適なプレイが難しい場合、回避策やほかの手段として、「デスクトップモード」がありますが、仮想空間の世界を思いっきり楽しみたいユーザーや楽しみたいプレイヤーには課題の一つになりそうです。

新規ユーザーへの敷居の高さ

VRChatのインターフェースや操作は独自のものであり、初めてのユーザーにとっては、導入が難しいことがあります。

これは、一部の新規ユーザーへの敷居の高さとなる可能性があります。

健康上の懸念

一部のプレイヤーは、VRChat、ないしはVRヘッドセットの利用によって吐き気やめまいなどの気持ち悪さを感じることがあります。

これは、仮想の動きと実際の身体の感覚との不一致が原因であるとされ、特に動きの激しいVRコンテンツや、長時間の利用で気持ち悪さを感じることがあるようです。

定期的な休憩、適切な姿勢や動き、適度な運動を意識し、現実世界に影響しない程度に遊びたいですね。

以上の注意点は、VRChat空間全体を否定するものではありませんが、一部のユーザーにとっては課題となる可能性があると感じました。

メタバース初心者が VRChat をまず学ぶ」まとめ

メタバース初心者が VRChat をまず学ぶ」ということで、色々と述べてきました。

やはり、VRヘッドセットを利用してVRChatを楽しむことについては、導入費用やPCのスペック要求が高く、敷居も高い側面はあると思います。

しかし、VRChatには「デスクトップモード」があり、手軽にVRChatの世界に触れられる方法もあるとのこと。

VRChatは創造性、コミュニケーション、エンターテインメントの豊かな体験を提供していることも本記事で学んでみて分かりました。

 

さて、筆者は尻込みしている自身の退路を断つため、ブラックフライデーVRヘッドセットを買いました。

次回は、VRChatの始め方を学んでいこうと思います。